ブログ

2021.08.06

歯周病と肥満の関係性とは

 

 

 

 

 

 

 

LaLaテラス歯科クリニックです。
本日は歯周病と肥満の関係性についてお話しします。

 

『肥満が歯周病を悪化させる?』
研究の結果より、実は歯周病と肥満は相互に関係しており、歯周病が肥満を引き起こし、肥満が歯周病を悪化させることが明らかになってきています。

そして九州大学の調査では、健常者の20~59歳の成人ではBMI値が高いほど歯周病患者の割合も高いことが判明したのです。

BMI値が20未満(やせ、正常)の人が歯周病にかかるリスクを「1」とすると、

・BMI値=20~25(正常)の人は「1.7倍」
・BMI値=25~30(肥満1度)の人は「3.4倍」
・BMI値≦30(肥満2度以上)の人は「8.6倍」

歯周病リスクが高まるという調査結果となりました。

※BMI:body mass index。肥満の判定基準として用いられている指数。

 

『肥満と歯ぐきダメージ』
また、脂肪細胞より分泌される「TNF-α」という物質は、歯槽骨(歯を支える骨)を溶かしている事がわかっています。

現時点でははっきりと解明された訳ではありませんが、肥満の人はこの脂肪組織が多いため「TNF-α」が多量に分泌され、健常者よりも歯槽骨の吸収を早くなり、歯周病が進行しやすくなるのではないかと考えられています。

 

『まとめ』
このように、歯周病と歯周病には密接な関係性があります。
その他にも歯周病は全身の様々な病気リスクと関係がありますので、生活習慣を見直し健康な身体を目指しましょう。

もちろん、毎日の歯磨きも大切ですが、歯磨きだけでは汚れを落としきれないため、定期的に歯科医院でお口の中を診てもらい、ケアをしていきましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。

 

南千住駅から徒歩4分の歯医者
《 LaLaテラス歯科クリニック 》
東京都荒川区南千住4-7-2 LaLaテラス南千住2F
TEL:03-3805-4618

一番上に戻る
03-3805-461803-3805-4618 WEB予約WEB予約 LINEチャット相談LINEチャット相談
  • インプラントネット インプラント治療専門サイト
  • ICOI
  • 厚生労働省指定 臨床研究施設
  • Nobel Biocare
  • ASTRA TECH IMPLANT SYSTEM
  • OSSTEM IMPLANT
  • OSSTEM IMPLANT