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2025.06.12

歯茎からの出血の要因とは

 

こんにちは、LaLaテラス歯科クリニックです。

歯磨き中に「ん?血が…?」と驚いたことはありませんか?
今回は、そんな歯茎からの出血について、主な原因や対処法をわかりやすく解説していきます。

「ちょっと血が出ただけだから」と見過ごしがちですが、歯茎からの出血は、口の中からのSOSサインであることも少なくありません。
原因をしっかり理解し、早めの対応で健康な歯茎を保ちましょう。

 

1. 歯周病(ししゅうびょう)

出血の原因で最も多いのが、この歯周病です。
歯と歯茎の間にプラーク(歯垢)が溜まり、細菌が繁殖することで歯茎が炎症を起こします。

  • ・歯を磨いた時に出血する
  • ・歯茎が赤く腫れている
  • ・口の中がネバつく

こんな症状がある方は、歯周病のサインかもしれません。
歯周病は初期には痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行してしまうこともあります。

定期検診での早期発見・早期治療がとても大切です。

 

2. 歯ぎしり・食いしばり

ストレスや癖による無意識の歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯茎に大きな負担をかけます。

特に、就寝中に起こることが多く、本人が気づいていないケースも。
歯茎に強い圧力がかかることで、炎症や出血を引き起こすことがあります。

ナイトガード(マウスピース)などの装着が効果的です。

 

3. ブラッシング時の力加減

「しっかり磨かなきゃ!」と力を入れすぎてしまうブラッシングも、実は歯茎にはNG。
硬い歯ブラシや強い力での磨きすぎは、歯茎を傷つけてしまい、出血や下がりの原因になります。

当院では、歯科衛生士によるブラッシング指導も行っていますので、お気軽にご相談ください。

 

4. 薬の影響

抗凝固剤(血液をサラサラにする薬)や降圧剤など、一部のお薬は、歯茎からの出血を起こしやすくする副作用があります。

薬を服用している方で、出血が気になる場合は、医師または歯科医師に相談してください。

 

5. ドライマウス(口腔乾燥症)

唾液の分泌が減ることでお口が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。
その結果、歯茎に炎症が起きて出血しやすくなります。

高齢の方、薬を多く服用している方、口呼吸の方に多く見られます。

 

6. ホルモンバランスの変化

妊娠中・更年期・思春期など、ホルモンバランスの変化によって歯茎が敏感になり、腫れや出血が起こりやすくなります。

妊娠中の歯科検診はとても大切です。
「マイナス1歳からの予防」を大切に、妊婦さんも安心してご来院ください。

 

7. 全身疾患が原因の場合

糖尿病、白血病、ビタミン欠乏症など、全身の病気が歯茎の出血を引き起こすこともあります。

いつもと違う出血が続く場合は、内科受診も含めた早めの対応をおすすめします。

 

8. 喫煙の影響

タバコに含まれるニコチンやタールは、歯茎の血流を悪化させ、免疫力も低下させます。
そのため、歯茎が腫れやすくなり、出血もしやすくなるのです。

また、喫煙者は歯周病の進行が早くなる傾向もあり、歯を失うリスクも高まります。

 

まとめ

歯茎からの出血は、「ちょっとしたこと」ではなく、口内環境や全身の健康状態を映す鏡とも言えます。

気になる症状がある方は、我慢せず、お早めに歯科医院での診察をおすすめします。
当院では、丁寧なカウンセリングと検査で、患者さん一人ひとりに合ったケアをご提案しております。

 

この記事が、皆さんの「歯と歯茎の健康」を見直すきっかけになれば嬉しいです😊
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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